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あくまでも18禁ホラー、これを純愛と呼ぶのは俺はちょっと・・・

ある事故をきっかけに目に映るもの全てが変わった主人公の世界と、たった一人、
その世界に美しい形のまま存在していた沙耶、確かにファーストインパクトは圧倒的
奇抜で狂気に満ちた世界観と、圧倒的なテキストはさすがのデキです

しかし、この作品で描いたのは純愛であるというレビューを良く見ますが、俺はそこまで
メインヒロインの沙耶に感情移入することができませんでした

沙耶の正体を含めてシナリオ展開自体はあまり意外性がないのと、友人たちの扱いが
あまりに酷過ぎるなど、話自体にプレイヤーを冷めさすような要素があり、主人公が
狂おしいほど沙耶を愛する様に同調できなくなってしまったのがその大きな要因

というより、狂気の中の純粋を表現したいのだとしたら、もっと主人公-沙耶視点で
固定して物語を進めてしまって良かったような気がしました
所詮脇役に過ぎない友人や先生に視点が変わりすぎて、下手に感情移入できてしまうのが
作品の世界観に大きくのめりこめなかった原因かもしれません

シナリオ:C、CG:B、サウンド:A、キャラ:C
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システム面は不備なし。

オートモードもあるし、スキップの既読未読判定もある。
バックログは、ロードした際もその前の文章が読める親切設計。
総合的に見てやっぱり良作。

シナリオのボリュームが少ないのは、まぁちょっとアレだがモノは良かったし
つっても、ハッピーエンド至上主義者の漣紫音さんといたしましては
やはり、納得のいかない部分もあるわけなのですよ………
だからと言って、これが駄作と言うわけではなく
他人にもお勧めできるくらいに、良い作品です。
ただし、自分みたいなハッピーエンド至上主義者や
ちょっとばかしブルー入るシナリオが苦手って人は、考えてから購入した方がよろしいかと

んで、プレイ中、気になったのは、トナカイは確かに鹿の仲間だが
ただの鹿ではないだろ………と言うか、それだとトナカイじゃなくて鹿だろと(笑)
ま、それは置いといて、このゲーム最大の名言は

カモンブラザー!

だな、えちぃシーンでそんな台詞を吐かせるなっての(笑)
菜乃のえちぃシーン1回目は妙にギャグっぽいし………
まぁ、それはそれで面白かったから良かったけどね。

個人的には月並みなデザインかつ表情の付け方など好みでは無いですが原画や塗りなどCGは綺麗。立ち絵のバリも多く(背面立ち絵の稀に見ますがやっぱり新鮮)、音楽は本当に名曲揃いで、それらを生かした演出のレベルは本当に見事だと思います。音楽の選曲・挿入タイミングは特に。

で、コアとなるテキストとシナリオなんですが、こいつがとにかく開始直後から、私にとっては本当に「退屈」な上に、「苦痛」なところが多過ぎました。

① 開始直後からいきなり
簡単に二人の出会い紹介されて、あっという間に、主人公が流されて歯切れ悪く・婉曲的に明穂に告白し始めたと思ったら、明穂「私もカズちゃんのことが大好きですっ。まるっ」

って何?この流れ?しかも、「まるっ」とな!?2、3年前の作品とは言っても、いきなりこのセンスですか?
この後故人となる事が明らかな明穂との「生前における大切な思い出」となるシーン=この後に訪れてしまう「最愛の人の死の対比、幸福の喪失を演出する場面」じゃないの?某クラ○ドなんて、登場人物に感情移入させ「死」へと繋げるまでウン十時間使ったのに(※注 私はクラ○ドは好きですが、鍵信者さんではありません。)、いくらヒロインが幽霊状態となってからがメインとなる作品でもそれを開始数分で早々やった上にこの内容では、本当に感動出来る作品なのか嫌な予感がするのを通り越して、「エロゲーマーを馬鹿にしないで下さい。」と正直思いましたが、短気は損気です。導入はなんだかなーと思っても、いつの間かヒロインが愛しくなって、作品から目が離せなくなってこその名作ですからね。

②ところがいつまで経っても煮え切らない。(以下、私の許容範囲を超えて、突っ込んだ所。)
(1)死んだはずの明穂が一月後幽霊となって戻ってきましたが・・・・
⇒最愛の人間が突然死んで、人外化して戻ってきたのに、本人も回りも、あらゆる点で普通に暮し過ぎ。葛藤とか無さ過ぎ。

(2)退魔師 珠美ちゃん。その道の名家出身のプロらしいのですが・・・・
⇒つばさに嫌われたくないから、見逃しといたるわ。って感じで、仕事いい加減過ぎ。

(3)なんと疫病神の千早が嫉妬して呪ったことが明穂の死因でしたが・・・・
⇒植木に水やってくれてたし、もう友達だから、気にしないって、
告白して一週間・幸せ一杯・希望に溢れる自分達を、絶望の底に突き落としたはずの加害者へ寛容過ぎ。ってゆうか、異常。


③そんな不甲斐ない登場人物達に活を入れるべく、突然登場、生贄に捧げられた感全開の実少年が登場する4章

(1)たくさんの死をみてきた珠美ゆえの別れに際しての叫びの数々・・・・
⇒タマちゃんは既に偽プロフェショナルだと刷り込みが完了&4章そのものにあざとさ&これまで死生観描写があまりに雑なので、感動の波に乗れ無さ過ぎ。

(2)「実を失った、私の悲しみが分かっていない。」と号泣している珠美への、
主人公「でも、今は僕の番じゃないから。」発言・・・・
⇒これ見た瞬間の私の頭が真っ白になり過ぎ。

この後「今泣いてるのは珠美ちゃんだから。」と言って慰めの手を差し伸べるのも、この後、「いつかその時がきたらやっぱり僕も泣くと思うから。(心の中で)」と続くのは分かってますよ。ええ。
シナリオライターもこの後の展開に向けて、主人公の強さ・優しさ・近い未来への覚悟等をこの機会で描いておきたかったのでしょう。きっと。
でも、ここまで、主人公は「ロボトミー手術済みなのでは」と疑う程、無主張・鈍感・無神経ぶりだったので、「でも、今は僕の番じゃないから。」=「僕には関係ないから」的意味の基地外発言をついに吐いたかとテキストが表示された瞬間に誤解して、私はあまりのあり得なさに頭が「真っ白」になりました。本当に。
私が読解力無いのを棚にあげて、こんな勘違いをさせるこれまでの主人公の描き方、「」の使い方とかテキストの並び順とか正直どうなの?と激しく思いました。

(3)実君の成仏を見て、明穂も不自然な自分の在り方に悩み始めますが・・・・
⇒今時、萌えゲーのドジっ娘メイドロボでも、
もっと早く自分がヒトと似て否なるモノである事に気付いて色々苦悩するので、明穂さん気付くの遅過ぎ。

(4)明穂の異常に、主人公も気付きますが・・・・・
⇒俺は肛門近くに謎の腫れ物が出来ただけで、不安で不安で・・・大慌てで、すぐ何とかしたいと思ったのに、主人公COOL過ぎ。


④数々の突っ込みと、エロ分補充の為に強引に差し込んだ感じのある4.5章を乗り越えて辿り着いた最終章

(注 私は、長編名作っぽいものは推奨ルート(順)だけは最初にチェック&美味しそうな物は最後に取っておくタイプなので、評判の良い「つばさ」「明穂」姉妹のルートは後に廻す予定でした。が、1周目からこれは無理だと思って「つばさ」→「明穂」と順序を変更、結局残り2名は放置・今後プレイする事はないでしょう。ちなみに、プレイ分のテキストは全て読みました。最速オートでも遅すぎ&音声再生終わるまで(音声OFFにしてもその時間分は変わらず)かつスキップも遅いので、読まざるを得なかったのが本音ではありますが、せっかく苦労して手に入れた世の高評価作品。今は楽しめなくとも、この印象を払拭してくれる時が必ず来ると信じてプレイしました。)

(1)つばさルート
つばさの「姉への嫉妬と愛情が複雑に絡んだ」生々しい感情がようやく前面に出てきて、主人公も姉妹の間で揺れ動くので、ディスプレイに向かう姿勢をようやく正せました。
が、喧嘩を切欠に消えてしまった姉に対してのつばさの罪悪感の描写は相変わらずあっさり。姉が乗り移ったフリをする展開も色んな意味で無理がある気がしたまま、姉妹が背中を合わせて語り合う美しい海シーンへと繋がります。
そのシーンを見ながら、
「明穂が幽霊として戻ってきて、海辺で語り合わなければ、
主人公とつばさは幸せになれなかったのだろうか?」
                           などと突然私は考えてしまったんですな・・・

まあ、答えは「否」だった訳です。
高校生という多感な時期に、最愛の人間を亡くした事実が、もちろん直に割り切れるとは思わないし、異常なまでに鈍感・無神経な主人公に、複雑なコンプレックスを抱えたつばさの両名なので、更に幸せとなるのはとても困難な事でしょう。
でも、時が過ぎて傷が僅かずつ癒え・人間的に成長し・きっとその時もまだ大切な存在と認識し合っているであろう二人が、「例え死した姉と直接語らう事は無くとも」姉の思いを理解し、結ばれて幸せとなることこそ「必然」であるし、「余程、人生のシナリオとして自然で美しい」のではないかなと。
という分けで、突然死んだ明穂が遺言を直接残せて満足して成仏出来た事以外、このルートは私には無価値なものでした。

(2)明穂ルート
「いい最終章だと思いました!!」
ここまで、散々書いてきた私が言っても説得力全然無いですが、嘘偽りない気持です。
冒頭で、私は以下の人は要注意と書きましたが、
① 全編に渡って重厚かつ繊細な生っぽいテキストが当然展開されると勘違いしてしまう人。
② 人外(本作なら幽霊・物の怪)が己の存在意義や人・社会との在り方に苦悩する姿に燃え(萌え)、また、人外を愛してしまった人間の苦悩にも燃え(萌え)るので、この作品にも期待しますという人。

明穂ルートの最終章だけでみればコレを求める人の心は満たしてくれるでしょう。

また、ここに至るまであらゆる要素から、ライターは死生観を本気で考えた事があるのかと正直怒りを覚える程でしたが、「現実から目を背けてでも、今の幸せに縋ってしまう人の弱さ」「刹那の幸せであることを覚悟した上での強さ」があるゆえに死生観に触れないテキストだったのかなと、無理すれば考えられるようになります。また、ED「あなたを照らす、月になりましょう」。太陽ではなく本当に「月」のような存在としての明穂を象徴してるんだなあ。などと思えるようになれば作品に深みも増す事でしょう。

しかし、ED後の「転生」はっきりいって蛇足なのです。
確かに、どこかで、珠美ちゃんが「成仏したら転生うんぬん」と言ってましたので、それを伏線と言われたら身も蓋もないのですが、やっぱり「ご都合主義」で、私には不要。
しかも、このご都合主義的結末が事前に用意されていたからこそ、最終章までで、私が大人気ない数々の突っ込みを批評空間に書いてしまうクオリティ(死生観に関する描写・ストーリーの欠如)となってしまったように思えて仕方が無いのです。

● 総評
で、結局59点評価。
ちはや・珠美・委員長の存在や4章&4.5章の構成見ても、ライターさん「あざとさ」は備えている方だと思います。でも、私は「糸をハリに通すごとく緻密に計算し尽くされたストーリー構成の上で、メルトダウン級のラストを迎えてこその名作泣きゲー。」さもなければ、感動なんて絶対無理です。

例えば、
① 萌えだろうがバトルだろうが死生観だろうが何でもいいが、小ネタを「全体に」散りばめて、興味を持たせ。
② それを纏めて中イベント(中感動)にしてプレイヤーをある程度満足させ。
③ ②で纏まったものを再びバラして。(逆説的展開)(EX 幸せになった主人公が再び不幸になるとか。俺最強とか思ってたら、コテンパンにやられるとか。)で、熱中・今後の期待を更に高めさせ。
④ ①~③を再度纏めて、整合性ももちつつも、こちらが予測する以上・予測不可能なラストを提供する。

って、これは名作の構成と言うわけでなく、漫画やドラマで多いベタな王道展開・基本の起承転結パターンですけど、感動量の差って、結局この各部をどれだけ丁寧に緻密に仕上げるか(特に②→③で鑑賞者の心の壁(ガード)を無くしておいて、必殺の一撃である④を叩き込めるか)に大きく依存すると思う訳です。

で、本作ですが、私には「①~③を開始5分で終わらせて」「とにかく冗長だけど最後は良い④」で構成された作品としか感じようが無いので、心に響かないのでしょうね。(当然、4章を②とする見方もあるでしょうが、③のバラす感(逆説的展開)としては弱いし、④への繋がりとしても弱い(実君がメインだし)ので、私としては却下。さらにこれを仮に②と見れたとしても、名作になるには1個では足りないかなと。)

本当に、ダラダラと長文駄文書きましたが、素晴らしい音楽や映像の演出面と萌え(っぽい)部分が肌に合う・許容範囲で、4章で盛り上がったままラストに辿り着ければ感動の嵐。
私のように「感動」に対してはガード高めなのに、始まりからして躓いて、4章だけでは心の隙間全然埋められずラストを迎えたプレイヤーは、とことん低評価。

私は後者に該当するようです。残念・・・・
最初に主人公視点で物語が進み、 次にヒロイン視点で物語の背後が見られるシナリオ展開は 尺の短さを補いつつも、プレイヤーの寝取られ感を煽るのに貢献している。 どこかぎこちなかったヒロインの仕草や、 違和感を覚えた行動の理由が明らかになったとき、 寝取られスキーなら最高の興奮が味わえるだろう。 ただ、回想が少々使いづらく、 主人公視点とヒロイン視点で話のリンクがわかりづらかったり (日付を覚えていないとよくわからなくなる)とシステム的な難が見受けられる。 あと、END分岐がいくつか欲しかった。 多少荒さもあるが破壊力は抜群なので、寝取られに興味があるならかなりオススメ。